地球は大きなホスピタル ドクダミ

『ジュウ菜、じうやく、しぶき、江戸にてどくだみ、武蔵にてぢごくそばといふ。

上野にてどく草といふ。駿河沼津にてしぎとばなと云。越前にてどなべといふ。』

                            ~『物類称呼』

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日本名はドクダミ、中国では魚腥草とよばれています。(腥はなまぐさいの意。)

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毎年この時期は庭の草取りに追われますが、このドクダミさんの勢いはすごいです。

しかし雑草と呼ぶのは申し訳ないくらいです、というのは最終的に息子のアトピードクダミさん救ってもらったからです。

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中国の軟膏(すべて自然薬でできている、ドクダミ入り)

 

夏の気配がするころに出てくるドクダミ

汗ばんでくる季節=こどものあせもに悩むお母さんもでてくる季節。

アトピーの人はあせももとても辛く、悪化の引き金になりえます。

 

毎日草取り、もとい薬草摘みをしてドクダミを煮出し、お風呂に入れています。

だからかな、あせもになりません。

 

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               369的薬草全科

 

ドクダミさんは 湿邪の季節に湿気の多い土地に生えてきて、湿邪を取ってくれます。 

 

古来よりにきび、かみそり負け、はたけ、腫物、痔、鼻の病気、打撲、切り傷、癰疔、毒虫に刺された時、疥癬、悪瘡、淋疾、尿道炎、梅毒、蛔虫駆除、動脈硬化予防などに効があるといわれてきた。

 

内服、外用どちらにも使える。

 

用量:9~30g煎服。外用は適量。

 

採取期は花の咲いている時で、この時期に全草を取り、乾燥して適当な大きさに切り、紙袋にいれて貯蔵しておく。

 

注意 新鮮なものは倍量使用する、長く煎じない。